趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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ジョブス弾劾演説

 一体どこまで、スティーヴ・ジョブスよ、我々の忍耐につけ込むつもりだ?
 その狂気じみたお前の行動が、いつまで我々を翻弄できようか!
 どこまでお前は、傲慢な態度を見せびらかすつもりなのだ!
 お前は、少しもうろたえなかったのか、アップルショップを取り囲む夜の行列にも、在庫を探し回る購入希望者たちにも、消費者の不満にも?
 
 お前の計画は暴かれている。それに気づかないのか?
 
 品薄感を演出して消費者を翻弄する、その傲慢な計画は!
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迷宮建造

 あれは6月のことだった。

 いつものように散歩していた私は、ふと、不動産売却の案内看板を目にした。

 値段はかかれていなかったが、当該物件は私の住むすぐ近くで、こんなところに空き地などあったか、などと思いながら、興味をひかれた私は、そこに書かれた番号に電話をかけてみた。

 その物件は予算オーヴァーで結局手が出な買ったのだが、実はもう一つ、これから市場に出そうとしている未公開物件が、これまた横浜駅から歩けるところにあるという。

 値段を聞くと、私にもぎりぎり手が届く価格だ。

 ここで長年私が夢に思い描いてきたことがにわかに現実味を帯びた。

 ……そう、学生時代に読んで大変感銘を受けた、「金持ち父さん貧乏父さん」のひそみに倣い、不動産所得を得るということである。

 いろいろ説明を受けると、この土地は建蔽率60%、容積率100%であるが、間口が広く、セットバック後も100平米あるので、床面積合計100平米に2台分のカースペースがとれるという。
 そして、賃貸部分の床面積が全体の40%までなら、アパートローンよりもはるかに有利な融資条件の住宅ローンで資金調達ができるそうである。

 私は素早く計算した。横浜駅徒歩圏内で床面積60平米の新築マンションを買ったら大体60,000,000円はする。私には手の出ない価格である。だが、この建築条件付き土地という、たんに居住用に消費されるのみならず不動産所得まで生み出す物件が、金が出ていくばかりのマンションよりも安く手に入るというチャンスである。

 私はさらに詳しい説明を受け、いったん家に帰ってワンルーム蓋部屋と駐車場2台分の業績予想モデルを作り、収益性を分析した。

 ……これならいける!

 現在の自己資金予算を前提に住宅ローンを組んだとしても、元利均等による月次の支払額は現在の家賃と平均金融資産購入額の合計額を下回る。仮に将来金利が上昇するとしても、後6%の上昇まで耐えられる。よって、万一稼働率ゼロとなったとしても、実質生活水準を下げることなく返済が可能である。もしフル稼働すれば、賃料収入で十分におつりがくる。

 かくして私は、清水の舞台から飛び降りる決断を下したのであった。

規格外

 いろんな意味で規格外の人間だということを自覚している私だが(苦笑)、体のサイズまで規格外であるため、スーツを買わなければならない時に苦労する。

 なにしろ、
 ?ウェストに対して肩幅が広い
 ?猫背で撫で肩で、にもかかわらず肋骨の前後の厚みが規格外に厚い
 ?そのうえ肩が前に突き出している
 と言う具合なのである。

 そのため、大量生産の規格品、いわゆる吊るし物は、平均的体系を想定して設計されているから当然であるが、体に合うものが見つからない。

 上着のサイズを肩幅に合わせれば、パンツはスーツだかニッカーボッカーだかわからないようなサイズがついてきてしまうし、かといってウェストにパンツを合わせると両腕を通すと二の腕の途中で引っ掛かって万歳したまま文字通りのホールドアップとなるような上着が付いてくる。

 結局、肩幅にだけ合わせた、どうせ大きくなっちゃうんだから大きいのにしなさいとぶかぶかの制服を着ている中学生のようなオーバーサイズの上着を買い、パンツは縦に裁断して適正サイズに縮小の上縫い直すという大規模な外科手術を経て、それでもどことなく80年代ヤンキー風のパンツがついてくることになるわけである。

 しかし、このスーツと言うやつは、もともと職人の手仕事で着る人の体にぴったり合わせて作る一点ものであったこともあるのだろう、全くと言っていいほど伸縮性がないので、体に合わないものを着ているとどうしても肩こりや羅首コリやら、いろいろと体に悪影響が出るようである。

 そもそも西洋では、そんな一点ものの高い服を毎日着ることは庶民には求められず、それを毎日着ることを求められる職業にはそう言うものを毎日着れるだけの支払いがあるはずだったのに、どういうわけか日本では着用義務のみとりいれて支払いの方は取り入れ忘れてしまったようなのがなんとも困ったものである。

 いずれにせよ、庶民の私は「体を規格に合わせる」しかないかと思っていたのだが、セミオーダーの専門店なるものの存在を知り、価格がパンツ縮小などの追加加工賃を考えれば生地さえ安いものにしておけば吊るし物にそん色ない価格でできてしまうことを突き止めて、この夏はじめて一着夏物を作ってもらった。

 先週日曜、完成したそれを受け取り、昨日着てみたのだが、非常に快適である。
 やはり、体のサイズに合った服と言うのは着ていて楽だ。

 今度から、スーツはみなそこで作ることにすれば、私の肩こりや首こりも少しは良くなるかもしれない。

「こわれないもの」を購入

 ダイヤモンドを買った。

 ……と言っても原石の鉱石標本であるのだが。
 東急ハンズで見かけたので、物珍しさから衝動買いしたのである。

 ダイヤモンドの語源はギリシア語のαδαμασである。
 これはもともとは「壊れないもの」と言う意味合いの言葉だそうで、その硬さから来た名前である。
 
 当時はダイヤモンドを宝石のように磨きあげる技術がなく、やたらに硬いだけのくすんだ石ころと言う程度の位置づけだったらしいのだが、その硬さゆえに、戦場に出向く兵士たちが縁起を担いでお守りにしていたのだという。

 このエピソードを聴いて、どれ私も一つ手に入れたいと思っていたのだが、どうやらダイヤの原石と言うのはなかなか世に出回らないものらしく、手に入れられずにいたのである。

 ようやく手に入った「壊れないもの」は、きっと良いお守りになってくれることだろう。

散財

 ルミネでルミネカード10%オフセールをやっていた。

 ルミネカードは、本にも割引が適用されるという素晴らしいカードで、今日は本を物色しに行った。

 収穫は次の通り。

 まずはヘロドトスの「歴史」。
 学生時代、図書館で借りて読んでとても気に入っていたのだが、今まで勝っていなかったので、この期に購入。

 次にドナルド・キーンの「明治天皇」。
 以前から読みたかったのだが、文庫落ちしていたのを見つけて購入。しかし、我が国の偉大なる名君の伝記の定番がアメリカ人の書いた本、というのはどうなんだろう……

 ピーター・クレイトン「ファラオ歴代誌」。
 文字史料の残るすべてのファラオを漏らしたという、極めてマニアックな一冊。

 王仁湘「中国 食の文化誌」。
 今朝の日経新聞の書評で紹介されていたのを見て、おもしろそうだと思って購入。
 遺跡から出土した食器や料理道具などから、中国料理四千年の歴史をたどるという、これまた極めてマニアックな一冊。

 サラ・イネス「誰も寝てはならぬ」第六巻
 モーニング連載中の、大好きな漫画の新刊。
 この登場人物のような生活を送りたいものだ。

 ……マニアックな本ばっかりである(笑)
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