趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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チョコミントサンド

 夏になると、ミントが恋しくなる。

 私はチョコミントをこよなく愛しているのだが、何と、ふと立ち寄ったスーパーの菓子パン売り場に、「チョコミントサンド」なるものを発見してしまった。

 これはもう、買うしかない(笑)

 写真の通り、菓子パンとしてチョコミントアイスの味を再現しようというコンセプト商品である。

 パンと言う制約のため、香りはアイスに比べればだいぶ弱いものの、それでもクリームにしっかりとミントの香りを利かせてあって、それなりにチョコミントらしい味になっていた。

 はっきり言って一発ネタに近いものなきにしもあらずだが、その意気やよし、と言ったところである。

 もう一回見かけたら、きっとまた買ってしまう気がする(笑)

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ビールの美味しい季節

ビールのうまい季節が来た。
特に今のようなジメジメした梅雨の時期は、ピルスナータイプの軽やかで爽やかな味わいのものが最高だ。

最近お気に入りなのが、チェコのウルケルという銘柄である。
ピルスナーというとドイツビールのイメージが強いが、じつは発祥の地はチェコで、このウルケルこそがピルスナーの元祖なのだそうである。

飲んでみると、じつに爽やかなホップの香りに、麦本来の甘み、香ばしさが喉をくすぐり、たまらない美味である。


量は少々少ないが、ビールは最初の一杯に限るという私の飲み方たにはちょうど良い量でもある。

難攻不落の要害、ついに陥落す!

 私は大人になって酒を飲むようになってから、子供のときには嫌いだった数々の食材が好物に変わるのを何度も体験した。

 レバーしかり、茄子しかり、ソラマメしかり。

 かくて多くの嫌いだった食材との和解が成立していたのであるが、最後に残った難攻不落の要害はニンジンで、これはあたかも攻めても攻めても落とせない203高地のごとく、幾度でも私の舌との和解を拒んでいたのである。

 だが、ついに難攻不落のニンジンも、陥落のときが来た。

 あの、ニンジンの嫌な匂い、嫌な甘みをきれいに抜き去る方法を知るに至ったのである。

 方法はしごく単純だ。

 ニンジンの皮を厚くむき、ぶつ切りにして、たっぷりの冷水を張った鍋に入れ、弱火で沸騰するまでゆでる。
 沸騰したら2分ほどゆでつづけ、2分たったらざるにあけて、今度は冷たい流水にさらす。

 ニンジンの嫌なにおいと嫌な甘みの成分は、水に溶かすか熱で壊すことができ、この火攻め水攻めの計略をもってすればかの難攻不落の要害といえどもひとたまりもない。

 こうして「去勢」したニンジンを、アイリッシュシチューに入れてみたのだが、あのだし全体を侵食する嫌なえぐみも嫌な臭みもなく、実に美味しく食べることができたのだ。

 科学の勝利!!

茶碗蒸し

ちょっと早いのだが、誕生日プレゼントにティファールの蒸し器を頂いた。

さっそく使ってみたのだが、蒸し野菜が実に美味い。
特に新玉ねぎやキャベツなど、素材の甘みが実に豊かに引き出されていて、蒸しこそ最高の調理法ではとさえ思ってしまうほどである。

しかし、蒸し料理の代表と言えば、やはり茶碗蒸しであろう。

ということで、茶碗蒸しにチャレンジしてみた。

昆布と鰹節でだしを取り、とき卵に注ぎ込み、塩、薄口しょうゆ、みりんで味を調え、濾し器で濾す。
鶏のささみと椎茸、エビ、銀杏を茶碗に入れて、卵液を注ぎ入れ、蓋をして15分蒸す。

……味は悪くないのだが、どうもだしの量が多すぎたのか、上手く固まっていない。
やはり卵料理は奥が深い。

しばらく腕を磨いて、滑らかでおいしい茶碗蒸しがつくれるようになりたいものである。

文明開化の牛鍋

 文明開化の味、と言えば、牛鍋である。

 開港当初、横浜で生まれた味噌仕立ての牛鍋を、そのままのレシピで出し続けているという、太田なわのれんに行く機会を得た。

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 和牛を角切りにして、色は濃いが切れの良い、意外にあっさりとした軽やかな味噌で煮て味わう。

 さすがに明治時代に使っていたものではないが、伝統を感じさせる古い卓上七輪に炭火をおこし、仲居さんの料理でいただく。

 とき卵につけて、ひときれを口に頬張ると、まず味噌のうまみが舌先に広がり、一口噛むと、かたまりの肉からじゅうじゅうと肉汁があふれ出て、味噌の味わいと溶け合い、実に滋味豊かな味わいが広がる。

 この、味噌の風味を生かした味わいは、牛肉を食べ慣れなかった文明開化当初の人々の口にも合ったことだろう。

 こうした、当時そのままの料理を味わうことほど、歴史を実体験することはない。何だか抜刀隊の歌とかオッペケペ節当たりのメロディが聞こえてきそうな気がするほどだ。

 なかなかに楽しい食体験であった。
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