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趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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思わぬところに思わぬものが

 昨日仕事で固定資産耐用年数表と格闘していたのだが、ふと『生物』と言う項目に目が留まってしまった。

 建物やら構築物やら無機的なものが並ぶ中にいきなり『牛』とか『豚』とか出てくるのが妙に面白くて、ついつい仕事そっちのけで熟読してしまった(苦笑)。

 耐用年数表は牛から始まり、そのあと哺乳類が続く。一番上に『農業用使役用』の牛が出てくるのが時代を感じさせるが、どの生物も『種付け用』の寿命(もとい、耐用年数)が短いのが妙にリアルで微笑ましい(?)。そのあと馬、豚、綿羊およびヤギ、と続いて哺乳類はおしまいである。犬の繁殖を業として行う業者(ドッグフードを推奨しているあの『ブリーダー』と言う人々ですね)は種付け用の犬を償却しないのであろうか?養鶏場の鶏や養蜂場の蜂は?などと思うのだが、おそらく単価が安くて消耗品費なのだろう、きっと。

 哺乳類の次には果樹が列挙されている。ここでふと『桃栗三年柿八年、馬鹿な梨の実18年』と言うことわざがよぎったので、桃、栗、柿、梨の耐用年数をチェックしてみる。
 その結果、桃12年、栗25年、柿35年、梨20年とある。耐用年数から桃栗3年柿8年、馬鹿な梨の実18年を差し引くと……

 桃 … 9年
 栗 … 22年
 柿 … 27年
 梨 … 2年(!)

 どうやら梨は18年かけて育てて実がなるのは2年のようだ。梨農家はよく経営が成り立つものだ。この謎について解明して、某同業者のヒット作の二番煎じ本でも書いてみようかしら。
 ま、馬鹿な梨の実18年、と言うのが単なる俗説と言うのがオチなのだろうが。

 果樹はかなりの長さが続くのだが、ここでは一番長生きなのがみかん(40年持つ)と言うことだけに留めておきたい。その後には何だかよく分からない植物が列挙されている。その中で意表をついたのが『アスパラガス』である。何と10年(!)持つらしい。

 私にはどうしてもあんな野菜が10年持つとは信じ難かったので、帰宅後ググって調べてみたのだが、野菜として売られているアスパラガスは実は新芽で、収穫せずに育てるとかなり大きく育つようだ。これが冬になると根を残して上物が枯れ、また翌年春になると地下茎から新芽がぐんぐん伸びていくのだそうである。だからアスパラガスは一度植えたものは10年収穫できるのだという。

 このほかにも意表をついた作物の名前が並ぶ。せっかくなので列挙してみると、

 こりやなぎ…柳行李の材料にするためのもの
 こうぞ…和紙の原料
 みつまた…同上
 孟宗竹…どうやら筍が取れる期間が耐用年数らしい
 ホップ…おなじみビールの原材料。
 
この辺りはまだなじみのある名前だ。しかしだんだん聞いた事もないようなものが出てくる。

 『ラミー』…麻の一種で繊維材料らしいが現在は観賞用。
 『まおらん』…ユリ科の植物で繊維材料らしいが現在は観賞用。

 税法恐るべし!!
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