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趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

彼氏彼女の事情

 年度末の棚卸立会(会計士が行う唯一の肉体労働)で、筋トレまがいの低速歩行で、もしかしたらロシア全土よりも広いのではないか、等と言う妄想を生み出すような広大な工場の敷地を隅々まで歩き回り、散歩愛好家の私もさすがにこのような不自然な長距離歩行で疲労困憊していたので、今日は徹底的にだらだらしようと硬く決意した。

 で、ダラダラの聖地マンガ喫茶で、4時間かけてこの単行本21巻に及ぶ大作の未読部分15巻分を読破したのである。

 私がこのマンガを知ったのは偶然付けたTV東京で放送されていたアニメであった。あのエヴァンゲリオンの庵野監督が撮ったと言うそのアニメは、高校の職員会議をまるでゼーレの会議のような強烈な緊張感で演出していたのが強烈に印象的だったのだが、この話を翌日学校で(当時私は確か高校二年だったと思う)女友達にしたところ、たまたま彼女が単行本を持っており、貸してもらって読んだと言うのが出会いである。

 しかし高校卒業後、貸してくれる女友達がいなくなったため、続きを読んでいなかったのだが、先日立ち寄った某飲食店でふと手にとって以来どうしても続きが読みたくなったので、今日残りを全部読んだのである。

 で、読んで驚いたのだが、私が読んだことのある前半部分では、ちょっと独特な語り口とキャラクタ設定の学園物ラヴコメディと言う感じの作品だったのだが、後半では物語により深みと厚みが増してゆき、驚くほど感動的な心理劇が濃密に描かれていく。特に主人公が過去の呪縛を断ち切る過程の描かれる部分など、私の涙腺は緩みっぱなしであった。

 これは買いだ!!
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