趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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そして船は行く

 2006年もいよいよ終わり。

 この一年を振り返ってみると、個人的には波乱の一年だった。

 そんな思いを抱きながら、フェリーニの『そして船は行く』を見た。

 第一次大戦勃発前夜。
 死したカリスマ的ソプラノ歌手の遺言により、故郷の島の沖合いに遺灰を散骨するため、彼女のファンだったヨーロッパ各地の上流階級の人々が豪華客船で葬送のためのクルージングに出発する。

 船上では古き良きヨーロッパの上流階級が優雅な船旅を繰り広げる。ところが航行の最中、サライェヴォ事件が勃発し、オーストリア=ハンガリー帝国はサライェヴォに宣戦布告。これを受け、セルビア難民がイタリア目指して次々と船出していく。そんな難民の船のひとつが転覆し、この豪華客船が難民を救助する。
 すると敵国オーストリア=ハンガリー帝国は難民の引渡を要求し、すったもんだの末難民を引き渡すのだが、ふとしたアクシデントからオーストリア=ハンガリー帝国の軍艦が豪華客船を砲撃し、船は沈んでしまう。

 すごく居心地のいい船が、沈み始める……

 なんだか最近の私の事情にかぶるなぁ。

 船と一緒に沈むわけにも行かないので、来年は早く逃げ出さ無くてはなるまい。
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