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趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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「題名のない子守歌」~ブラーヴォ、マエストロ・トルナトーレ!!

 イタリア映画界有数の鬼才、G.トルナトーレ監督の新作「題名のない子守歌」を見た。

 これが、とてつもなく素晴らしいサスペンスで、彼の映画作りの才能をたっぷりと味わいつくすことのできる、至高の作品であった。

 なんといっても、伏線の張り方や、ちょっとしたフラッシュバックの使い方、心理描写等、何をとってもなるほどと心からうならされるような至高の芸術である。

 一点だけ難を言えば、少々技術の素晴らしさが勝ちすぎていて、「マレーナ」や「ノヴォ・チネマ・パラディーゾ」で見せてくれたエモーショナルな力が後退していたことだろうか。

 シナリオについては賛否両論あるようだが、冒頭に「どうか結末をお話になりませんように」と注意書きを入れた監督の意図を尊重して、ここでは言及をしないことにする。

 エンニオ・モリコーネの美しい音楽の素晴らしさを付記して、口をつぐむことにしよう。

 いずれにしても、トルナトーレの才能のすごさを、改めて実感する作品であった。

 Bravo,Maestro Tornatore!!
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