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長年ひそかに考えていた、新しい趣味に、ついに着手した。
そう、チェンバロを習い始めたのだ!
目白にあるアルル音楽学園と言う大人向けの音楽教室に、チェンバロコースがあり、比較的リーズナブルな月謝でチェンバロを習うことができるのである。
さすがに本物のチェンバロを持てるほど裕福ではないので、楽器はローランドの電子チェンバロを調達した。それでも今の私にはかなりの決断を要する買い物だったのだが……。
今日は初回のレッスンだったのだが、いざ実際に本物のチェンバロに触れ、音を出してみると、実に感動する体験である。
ごく初歩的なこととして、今日はレガートのかけ方を習った。
チェンバロは、鍵盤を抑えている時間がすべてなので、たとえばド→レという音の流れをレガートをつける場合、ドを押した指を離す前にレを押し、レの音が鳴ってからドを放すという操作を行う。これはピアノとは全く違った感覚で、最初はなかなか難しい。
思い起こせば小学生の時親の趣味でピアノを習わさせられていたときは全く好きではなく、まともに練習もせず、4年かけてようやくメトードローズを習ったところでタイムアウトという体たらくだったのだが、将来まさか自分の意思でチェンバロを習い始めようとは、まったく人生はわからないものである(笑)。
いずれは私が愛してやまぬあの曲、J.C.F.フィッシャーの「ウラニア」の「パッサカリア」をひきこなせるようになりたいものである。
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