趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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絶景~迷宮的旅行記第10章(2)

ティラノから、ベルニナ鉄道に乗って、スイスへ入る。
これぞスイス、とでも言うべき、絶景が続き、青空の下に陽光を浴びて白くきらめく氷河など、本当に素晴らしい。
……素晴らしいのだが、具体的に言葉で延々描写したくなる類いの素晴らしさとはまた違う。


という具合に約二時間半の鉄道の旅を味わうと、いよいよスイスの街、サン・モリッツに辿り着く。

電車をおりて外に出、早速高原の空気を堪能しようとしたのだが、予想以上に空気が薄い。
ちょっと動くだけで心臓は鼓動を早め、縮み上がった頭蓋内の血管を血液の奔流が血管に激しくぶつかりながら流れて行く。
……要は軽い高山病のような状態で、標高の低い場所だったらひとまたぎのようなすぐ近くの場所へさえ、歩いて行くのがしんどい。

そんな具合でホテルへタクシーで乗り付け、しばらく体を慣らし、ようやく夕食を取りに向かった。

地球の歩き方に出ていたレストランに素直に出かけ、スイス名物の一つらしいジビエを味わうことにした。

まず前菜に、数種の生ハムとチーズが供される。スイス産の赤ワインとの相性が抜群である。
スイスは隠れた良質なワインの産地だそうで、国内でほとんどを飲んでしまうためスイスにいかないとなかなか飲むことができないらしい。ブルゴーニュ系統のフルーティーで軽やかな味わいで、なかなかにすてきな味わいだった。

続いて、鹿肉のカルパッチョ。フルーツソースで爽やかな味付けで、きめ細やかな鹿肉の味わいがしっとりと心地良い。メインディッシュは、辞書に乗っていない動物の(笑)レバーのソースを絡めた赤身肉のソテー。これがまた、これぞジビエという味わいで、非常に素晴らしかった。



薄い空気でワインを飲んで、かなり酔ったが、何とかホテルに帰って歯を磨き,ベッドに入る。
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