趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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クリフォード・ブラウン、神々が愛するものは早く死ぬ

 Miles的……さんに譲っていただいたクリフォード・ブラウンのCDをここ数日で聴いていた。

 クリフォードのトランペットはカラリと晴れ上がった青空のように輝き、天真爛漫なソロを元気よく繰り広げてくれる。この人のトランペットは音色に大変華がある。彼に限らす一流のトランペッターというものはそれぞれに固有の音色を持っているものだが、たとえばマイルスの切れ味鋭くドスの聴いた音色は、迫力と存在感は抜群でも『華』と言うと違う気がする。私の好きなトランペッターの一人、ケニー・ドーハムの場合、柔らかな物腰からそこはかとなく漂うような色気を感じるが、それでもやはり『華』と言うのとは違う気がする。しいて言えばリー・モーガンの音色は近いものを持っているが、しかし彼ほどにはやんちゃさが出すぎていない。なんともいえない、おそらくは先天的な華やぎ、これを彼は持っていたのであろう。

 こうした無邪気に心地よい音楽を聴いていると、ああ、神々の愛するものは早く死ぬ、と言うのも本当かもしれない、などと思ってしまう。
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コメント

『ブラウニーのクラブ・ギグを目撃したんだ。ショックだった。ヤツはどんなに早いパッセージでも軽々と吹いていた。音楽的な充実はもとより、体力が違うと思った。もちろん、アイディアでは負けていない。でも、オレは問題を多く抱えていたし、音楽に集中できる状態ではなかった。ここから抜け出せないと駄目になるって、本気で意識したのがあのときだ。』
Miles Davis

  • 2006/02/08(水) 19:58:05 |
  • URL |
  • Miles的(以下略) #-
  • [ 編集]

>Miles的…さん

 マイルスのフラウン評はなかなか興味深いものがありますね。彼がいなかったら、マイルスは立ち直れなかったかも…?

  • 2006/02/09(木) 00:28:54 |
  • URL |
  • Tiberius Felix #-
  • [ 編集]

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