趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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オスティナート・バッソ (1) まずはジャズから

 もともとはバロック音楽として始まったオスティナート・バッソの形式だが、なかなか強力な魅力のある形式と見えて、長い時代を生き延び、ジャンルを超えて作られ続けている。

 たとえばジャズでも一定のコードを繰り返しながらメロディを展開するパタンがあり、典型例を挙げるならばディジー・ガレスピーの「ティン・ティン・デオ」という曲がある。

 これは、bsとtpのデュオと言う珍しい組み合わせで、ベースが弾むようなリズムで一定のメロディを繰り返し演奏し、そこへディジー・ガレスピーがあのネアカな音色でけれん味たっぷりにソロをとる。
 このくり返しの妙味がなんとも面白く、私のお気に入りの曲のひとつになっている。

 ジャズ以外でも、たとえばアイルランド音楽などにもこの形式は良く見られる。
 アンディ・アーヴァインも参加した「魂の大地」と言うオムニバスアルバムに、シャロン・シャノンというアコーディオンの名手がソロをとった'Cavan Pothole(「洞窟探検」)'と言う曲もこのタイプで、エレクトリックブズーキが奏でるオスティナートバッソの上でシャノンが八面六臂の名人芸をたっぷりと聞かせてくれる。

 いずれにしても、腕に覚えのある演奏家が、名人芸をたっぷりと披露するのには非常に適した形式なのだろう。

 
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  • 2013/07/15(月) 04:58:51 |
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