趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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ハーモニウム、音色は除湿済み

 日本中が風呂場になってしまったかのような湿度の高い一日だった。私は湿度が大の苦手で、ちょっとじめじめするとすぐにへたばってしまう。梅雨は苦手だ。身も心も何もかも、カビに覆い尽されてしまいそうだ!!

 そんなわけで家に着くと早速除湿機の水を捨ててフル回転させ、同時にクーラーも回して湿気を取る。温度は同でも良いのだがとにかく子の恐るべき水気を退治しないことにはおちおち息もできない。

 除湿&冷房が効いてきてようやく軽くなった空気の中で、せめて音楽くらいはさわやかに乾燥したのが聴きたい、と思い、コレクションをあさってみた。

 で、選んできた今日の一枚が、「フランク:ハルモニウム作品集」である。

 フランクは交響曲やヴァイオリンソナタで有名な19世紀後半のフランスの作曲家で、やはりフランス音楽らしく軽やかで気の利いた幹事の作風である。

 目玉は、使われているハルモニウムという楽器である。
 これは、リードオルガン(小学校低学年の教室に置いてあるような、足踏み式オルガン)の一種で、足のペダルを踏み込んでふいごを動かし、圧縮空気を鍵盤に連動する金属のリードに送り込んで音を出すと言う仕組みの楽器である。言わば、大掛かりなハーモニカと言ったところか。
 この楽器の音色と言うのがまたさわやかに除湿された感じで、なんとも心地よい。非常に軽やかで、紗の布が空中にふわりふわりと浮いているような、実にさらり、からりとした音色なのである。

 この音を聴いていると、猛暑のパリを思い出す。
 2年前の夏、猛暑のフランスに行く機会があったが、気温は35度近いと言うのに空気は美しく乾燥し、日よけのために黒いジャケットを着ていたほうが涼しいと言うそれはそれは素晴らしい気候であった。今日のような湿度の日は、たとえ気温が低くともまばたきしても汗をかくが、その日私は下着の上に長袖のシャツを着、ジャケットを羽織ってパリの街を一日中歩き回ったにもかかわらず、汗など一滴も流れなかった。流れる前に乾いてしまうのである!

 ああ、梅雨明けよ早く!!
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