趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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迷宮的旅行記・第二章

 第二章を飛ばして第三章を先に書く、などという、大物作家の死後出版される全集のような傲慢な振る舞いをやってしまった迷宮的旅行記、ようやく第二章の執筆に取り掛かろうと思う。

 それは大学四年の秋の終わりの頃のこと。
 運命の女神の気まぐれのおかげか、驚くべき幸運に恵まれて運良く取得できた資格を最大限に利用して、私は卒業旅行に向けて軍資金を貯めていた。
 
 卒業旅行といえば、大学の後期試験もあけた後、2月ぐらいが定番である。私も漠然とその時期の日程を考えていた。

 行き先はもちろん、世界でもっとも私が魅力を感じる国、イタリアである。時あたかも二月、ヴェネツィアではカーニヴァルの季節であり、就職の後は二月にイタリアに行くなど叶わぬ夢、ヴェネツィアのカーニヴァルを見たいなら今しかない、とヴェネツィア行きは確定である。

 ヨーロッパに行って、私がコンサートまたはオペラを聴かずに帰れるるわけがない。カーニヴァルの前後に狙いを定めて、各地のコンサート日程をインターネットで物色する。すると何と、ちょうどいい時期にベルギーでジョス・ファン・インマゼールが、私をクラシックマニアの道に引き込んだ決定的な一曲であり、もうすぐ2000枚を超えようというCDコレクションをそろえた今もなお、現存する音楽2700年の歴史のなかで最大最高の傑作と信じて疑わないモーツァルトのピアノ協奏曲21番を、いつかオリジナル楽器(作曲者の時代の仕様の楽器)の生演奏でぜひとも聴いてみたい、と夢に思い描いていたモーツァルトのピアノ協奏今日21番を、演奏してくれるのである。

 これは神様が行けと命じているとしか言いようがない奇跡である。かくて私の日程は決まった。

 いざ、イタリアへ、そしてベルギーへ(続く)!!
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コメント

待ってました!

いったいどれほどこの日が来る事を待ち望んだことでしょうか...(大嘘)
巡り巡れば軍資金の一部は私の懐(正確には親ですが)から出資したと言っても過言ではないので、いかに投下資本を有効に活用したのか、厳しく楽しくチェックさせていただきます(笑)。

  • 2006/10/20(金) 23:39:36 |
  • URL |
  • Miles的~ #-
  • [ 編集]

フフフ、確かにそうですね(笑)
これも一種のIR!?

  • 2006/10/21(土) 00:48:35 |
  • URL |
  • Tiberius Felix #-
  • [ 編集]

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