趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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魂のアルコール消毒

 当ブログにコメントも頂いている、友人のはらださんと山下公園近くのスリーマティーニと言うバーに行ってきた。
 
 この店はフレッシュフルーツを絞って作るカクテルと、ものすごい数の品揃えを誇るシングルモルトウィスキーが二大名物で、さらには30分の手間暇をかけてじっくりと作られる絶品のカツサンド、そして葉巻まで味わえると言う、実に素晴らしい店である。

 みなとみらい線の本町中華街駅の目と鼻の先なのだが、今日は久しぶりに青空が出ていて天気もよく、あえて横浜駅で電車を降りて40分歩いて行くことにした。
 
 最初の一杯にフレッシュライムで作ってもらうダイキリを注文。フレッシュライムの切れのある酸味がラムの甘みと溶け合い、歩き疲れた体に染み渡る。

 カツサンドを注文し、待っている間にシングルモルトをワンショット、ストレートで頂く。お勧めとして出してもらったのは、シーバスのブレンドに使われている原酒のひとつで、カラメルのような香りのするこくのある味わい。一口含むと口中にほのかな甘みと心地よい苦味が広がり、アルコールの刺激を感じさせない。はらださんはバーボンを頼み、こちらもまた非常に豊かな味わいのある一品。つまみに頼んだかつおの酒盗とクリームチーズのあえものが、このウィスキーの風味と非常に良く合うのがまた嬉しい。ウィスキーの味わいを膨らませてくれるつまみと言うのが存在するだけで貴重なのだ。

 カツサンドがようやく出てくる。薄切りの豚肉を重ねあわせ、低温のごく少量の油でじっくりと、あげると言うよりも焼くように火を通し、ソースで味付けして表面をかりっと焼き上げたトーストにはさむ。丁寧にじっくりと火を通した肉は大変に柔らかく、パンや衣のさくっとした食感のあとには特段の抵抗もなく、するりと歯で肉が噛み切られていく。噛むごとに豊かな肉汁が広がる。美味い!!

 カツサンドにお勧めと言う、黒ビールタイプの厚木の地ビールを一緒に味わう。飲んでみると同じ黒ビールでもギネスのような強い苦味はなく、まるでベルギービールのような酸味とほのかな甘みがあり、さわやかでさっぱりとした味わいは、カツサンドのソースの甘酸っぱさを引き立て、食後の重さを軽めてくれる。

 カツサンドを平らげるといよいよ葉巻である。今回は奮発して、前から一度味わってみたいと思っていた憧れのハバナシガーの最高峰、コイーバを注文する。
 葉巻の甘い香りは短くなるにつれて弱まり、次第に辛さが強まっていくものであるが、このコイーバは短くなっても甘みがくっきりと残っている。もちろん、ただ甘いだけではなく、味わうにつれて辛さが乗っていく葉巻特有の楽しみはしっかりとある。さすが最高峰!

 葉巻の香りに良く合うと言うラムを一緒に味わったのだが、これがまた、スコッチウィスキーメーカーがたる詰め・熟成させたと言う珍品で、なかなか面白い味がする。

 ちょっとした散財になったが、満足感はこの上ない。魂のアルコール消毒ともいうべき至福の時間を味わわせてもらった。
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