趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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「証券分析」読了

 グレアムの2大著作のうち最初のほう、「証券分析」を読了した。

 注を含めると1000ページ弱に及ぶ大著であったが、非常に読み応えのあるものであった。

 やはり、古典といわれる書物に書いてあることは、本質的に永遠の有効性を持ったことといえるだろう。この書物に書かれた分析技法は、現在も基本として維持されている。

 その一方で、やはり時代を感じさせる、という記述も少なくない。

 たとえば、企業が報告しない減価償却費を推定して真の一株あたり純資産を分析する章など、減価償却費を報告しなければ上場できない現在から見ると、やはり時代を感じさせる。

 また、アメリカでは債券も株式に匹敵する銘柄数と市場規模を持っており、アメリカの投資家は株式投資とまったく同等の容易さで債券投資を行うことが出来る。上場債券は機関投資家専用の観がある日本とは大きな違いだ。

 いずれにしても、投資を試みようとするものが一度は読んで損のない不朽の名著である。
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