趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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子供の不思議な角笛

 フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮シャンゼリゼオーケストラによるマーラーの「子供の不思議な角笛」の録音を聴いた(フランスハルモニアムンディ)。

 「子供の不思議な角笛」としては初のオリジナル楽器による録音、マーラーの作品全般としてもおそらく世紀録音初のオリジナル楽器による録音(ブートではノリントン指揮OAE管のライヴ録音CDRが先行して存在した)である。

 古楽派、ロマン派以降の音楽であっても断然オリジナル楽器派の私には、透明感あふれるガット弦の響きとよく整理された音響でマーラーが聞けることは歓喜に耐えない。マーラーというとバーンスタインに代表されるようなすさまじい濃厚音楽の印象がぬぐえず、苦手意識があったのだが、この録音を聴いてすっかり苦手意識は払拭された。

 ヘレヴェッヘはオリジナル楽器オケによってブルックナーの交響曲でも優れた(あくまでも古楽派の私の主観で、の話ではあるが)録音を世に送り出し、ブルックナー交響曲全集として完成させる予定だという。これを期に、オリジナル楽器によるマーラーの交響曲全集にもぜひともチャレンジしてもらいたい。

 マーラーへの苦手意識もなくなったことで、とりあえずは私をブルックナーに目覚めさせてくれたアバドの録音あたりで交響曲にもチャレンジしてみようかと思う。
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