趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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ラスタねこ、あるいはヘタウマの引力

 こんなときこそ、何かこう全身脱力系の音楽でも聴きたくなるものである。

 脱力系の音楽といえば……そう、曰く付きの(苦笑)レゲエである。

 もう半年以上前のことだが、"恩賜の夏休み"のころ、帰省中にカーラジオから流れてきたのが強烈に印象的で、早速購入した曲があった。

 その名も「ラスタねこ」。

 もうその脱力っぷりたるやすさまじい。

 歌いだしからしてすごい。

 「♪にゃ~、らすたふぁ~い」

 ……これが、どこか舌っ足らずでたどたどしい、フジコなる日本人の女性歌手のぶっちゃけヘタウマな不思議な口調で歌われるのである。これが妙に強烈な引力を放っているのだ。

 らすたふぁ~い、というのは、レゲエ歌手が看板に掲げるラスタファリズムという「思想」の合言葉のようなものらしい。

 この「思想」、いかなるものかというと、なんでも無敵のエチオピア皇帝ハイレ・セラシエ2世が世界の黒人を救うため最終戦争を起こし、黒人がすべてを支配する千年不敗の無敵の帝国を樹立する、という一種のメシア思想らしい。ラスタファリというのも、ハイレ・セラシエ帝の皇太子時代の名前ラス・タファリ・マッコウネンから来ているのだという。

 もともとはジャマイカで奴隷的労働につかされていた黒人の間に広まった思想らしいのだが、1974年にエチオピア皇帝ハイレ・セラシエ2世陛下が革命で失脚し翌年御崩御召されて後も、あたかもキリスト教のメシア思想のように、救世主ハイレ・セラシエがこの世に再臨して黒人を救うと信じられているそうである。

 要約すると、「細かいことは気にしない」という思想なのだろう(笑)。

 いずれにしても、この歌の脱力感は、何もかも気にしない、という心境にいざなってくれる。ストレスフルなときに聴くと、妙にはまってしまうのだ。

 ♪にゃ~、らすたふぁ~い!
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