趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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マティーニ

 ようやく今日で、繁忙期に一区切りついた。

 まあ、七月に転職を控えていることもあり、これが現職最後の繁忙期なので、それなりに感慨もあるのだが、とはいえ繁忙というのは文字通り、心を亡くすものである。

 というわけで、亡くした心を取り戻すべく、自分的打ち上げとして、横浜スカイビルのカフェ・マルソーでマティーニを味わってきた。

 小学生の時からアヴァンティを聴いていた私にとって、マティーニは大人の酒の象徴のような、永遠の憧れともいえる特別な酒である。度数が強く、しかもぬるくなる前に素早く飲みきらねばならない、というハードルの高さも相まって、何か特別な時に飲みに行く、という感じの位置づけになっている。

 マルソーは横浜でも有数のマティーニのおいしい店で、マティーニを飲みたいときは私はここを訪ねる。何しろマティーニのメニューだけで別冊になっているという充実ぶり。その中から選ぶだけでも楽しい。

 今日は、リンススタイルの鋭いものを選んだ。もっともスタンダードなスタイルでは、マティーニのレシピはジン7/8、ヴェルモット1/8とされているが、リンススタイルでは、ヴェルモットをステアして捨て、ヴェルモットの香りの付いた氷とミキシンググラスでストレートのジンをステアするという極めて辛口のマティーニである。マティーニは辛口であれば辛口であるほど通とされているので、これはなかなか通の部類に入るのではないだろうか。

 さてこのマティーニの味わいは大変鋭く、あたかも相次ぐ土曜返上のストレスをきれいに切り裂いてくれるかのようだった。蓄積したストレスの解消には、このくらいのパンチの効きがほしいものだ。やはりストレスに淀んだ精神にはアルコール消毒が一番、というのを改めて実感した一杯だった。
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