趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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ラムの香草焼と強烈なワイン

 ラムの香草焼は私の大好物で、自分でも造りたいと思っていたのだが、ネットで検索して手に入るレシピではどれもみなオーヴンが必要で、ガスコンロしかない私には叶わぬものと思っていた。

 しかし、先日フライパンで作れるレシピを発見したので、先週の土曜に早速作ってみた。

 ラムチョップに塩、コショウ、すりおろしニンニクで下味をつけておく。

 フライパンにオリーヴオイルを入れ、とろ火でゆっくり温めながらタイムを投入し、タイムの香りをオイルに引き出してやる。

 オイルに香りが十分移ったら強火にしてラムの表面を焼き固め、中火に落として白ワイン大匙二杯を加え、水分が飛ぶまで熱して出来上がり。非常に簡単だ。

 シンプルながら、オリーヴオイルの香りとタイムの香り、ニンニクの香りにラム本来の涼やかな香りが重なって、とても香ばしい出来上がりになる。得意料理ひとつ追加である。

 これには、店頭で見かけた不思議なワインを合わせた。
 無農薬で育てたオーガニックのぶどうを使って作った、添加物なしのオーガニックワインというのが売りのチリワインである。

 どんな味がするものやら見当が付かなかったが、ボルドー型のボトルに入っていて、フルボディと書かれているならば、ラム肉料理には悪くはないはずだ、と思って購入。

 栓を抜いてちょっとテイスティングしてみると、これが又強烈な味であった。
 まず、香りがまるでピートを利かせたスコッチウィスキーのようにどっしりと重い、非常にスモーキーな香りである。およそワインからこのような香りが発せられているのは私にとっては初体験、それも非常に想定外の体験であった。

 口に含んでみる。
 これまた、まるでタバコをふかしたかのようにとてつもなくスモーキーで、味わいはへヴィー級ボクサーのボディーブローのようにとてつもなく渋い。そのうえこれまた強烈にミネラリーでカサカサしている。

 こんなワイン、とても単品では飲めたものではない。不安を感じながらもラムを食べ、飲んでみると、そこはさすがに渋くて重いワインの友とされる肉だけあって、ワインの強烈なパンチをしっかり受け止め、最上とは言いがたくも、少なくともその強烈な風味を楽しめる程度には相性のよい組み合わせとなったようだ。

 ところが、である。

 通常私はボトル一本のワインを二回に分けて半分ずつ飲むのだが、この強烈なワインは酔いの回り方も強烈で、ラム肉を食べながら、三ペレグリーノを飲みながらも、ようやく1/3飲むのがやっとであった。

 しかも。

 翌朝微妙に残っている。
 コーヒーをがぶ飲みして何とか追い出したのだが、たかがボトル1/3のワインが翌日に残るとは。

 オーガニックでも安酒は、悪酔いしてしまうのかもしれない。
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