趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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エンリコガッティ、その2

 エンリコ・ガッティのコンサートの後半戦である。

 今回は、協奏曲プログラムということで、オーストリアで高い評価を得ているという日本の古楽アンサンブルのサポートのもと、ガッティの至高の名人芸を堪能する。

 協奏曲だとガッティの味わいが希薄化されてしまうのでは、という懸念は幸いにして完全な杞憂に終わった。
 ひとたびガッティがソロをとれば、たちまちのうちにあのみずみずしく美しい音色がホールを満たし、おのずからその高い芸術性が香り立つというわけである。

 うれしかったのは、私がガッティの音色を味わうには最高の作品と考えているコレッリの作品が取り上げられていたことである。コレッリの、徹底的にこだわりにこだわりぬいて磨き上げられた珠玉の作品にこそ、これまた珠玉のガッティの音色はふさわしいと私は思うのである。

 録音では、トリオ・ソナタop3とソロ・ソナタop.5の素晴らしい全曲録音があるが、今回聴けたのは今まで彼の演奏ででは録音されていない合奏協奏曲Op.6(もっとも、番キーにのもとでアンサンブルの一員としてHMFに録音参加してはいるが)から一曲取り上げられていたことである。

 何度聞いても、本当に美しい音色だった。
 来週のビースリーとの共演も楽しみだ。
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