趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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絶品のチーズ

 通販で時々チーズを買っているネットのチーズ専門店から、定期的にダイレクトEメールが来る。

 ときどき面白い企画商品を特集するので、広告にしては珍しく、目を通しているのだが、この前スペインチーズのセットと言う企画をやっていて、物珍しかったので一つ買ってみた。

 セットの中に、ムルシア・デル・ヴィーノなる、赤ワインでウォッシュしたというヤギチーズが入っていて、ウォッシュ好き、ヤギ好きの私は心躍らせて今日、開封したのであった。

 ビニールで厳重に梱包された袋を切り、チーズを取り出したその刹那、私は驚いた。

 香りが、想像していたものとは全く異なっていたのである。

 ふつう、ウォッシュタイプのチーズと言えば、発酵した癖のある香りと相場が決まっている。しかも、ヤギ製とくれば、輪をかけてパワフルな香りであろうと想像していた。

 ところが、あけてびっくり、漂ってきた香りは、180度違うベクトルを向いていたのである。

 まるでヨーグルトかヤクルトのような、さわやかな乳酸系の芳香だったのだ。それほど熟成させていない、フレッシュな若いチーズであることに加え、ウォッシュに使った赤ワインが非常にフルーティーで軽やかなタイプのものだったのであろう。そして、完全に想像にすぎないが、スペインの強烈な乾燥はきっとチーズを熟成させる微生物にとっては厳しい環境で、フランスでウォッシュするほどには発酵も進まないに違いない。

 私はこの意外な方向に心奪われ、早速一口かじってみた。

 まるでリコッタチーズを山羊乳で作ったような、非常にさわやかな味わいである。乳酸系の香りがヨーグルトを思わせながら軽やかに鼻腔をくすぐることもあいまって、この夏の暑さに一服の清涼剤となるようなチーズであった。

 惜しむらくは、一緒に飲むべく買ってきた、有機栽培のブドウで作ったというフランスはラングドックのコストパフォーマンスのとてもよい普段飲みにはとてもよい赤ワインが、少々このチーズの繊細さには強すぎたことである。

 とはいえ、チーズを台無しにしてしまうほど強くはないので、100%ではないものの、7割程度は味わえていると思う。

 今度は、秋の終わりごろ、ボジョレー・ヌーヴォにでも合せてみたいと思う。
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コメント

久々にパソコンを触ってます。
一週間ぐらい休暇をとるつもりです。
また実務について教えてください。

  • 2007/08/24(金) 22:22:57 |
  • URL |
  • 伊東英敏 #4ARdecsc
  • [ 編集]

おぉ、PCではほんとお久しぶり!!
休暇から戻ったらまたぜひ飲みましょう。

  • 2007/08/26(日) 21:35:59 |
  • URL |
  • Tiberius Felix #-
  • [ 編集]

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