趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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エキゾティズムを食す~ナツメヤシ初体験

 子供のころ、アラビアンナイトに題材を取った昔話の絵本などを呼んでいると「なつめやし」と言うものがよく出てきた。

 その後成長につれて、地理の教科書に出てきたり、歴史の本に出てきたり、世界ふしぎ発見でミステリーハンターが食べてみて感想を述べたりしているのを見て、この、なつめやしと言う食材の味のいかなるものか、ぜひ体験してみたいものだ、と思っていた。

 その思いが、ついに成就。

 横浜そごうのデパ地下にふと立ち寄った際、このナツメヤシを~英語でデーツと表記されていたが~売っているのを手に入れたのである。

 いったいどんな味なのか、想像もつかない。

 期待に胸を膨らませて、一口かじってみる。

 ……ほほう。不思議な味わいだ。

 ドライフルーツらしい、凝縮された濃厚な甘み、ねっとりとした食感は、日本の干し柿を砂漠の強烈な乾燥でさらに干しあげて凝九度を高めたような味わいである。それはとてもパワフルな味わいで、なるほどこれさえあれば砂漠のベドウィンがラクダに乗って厳しい砂漠の旅を乗り越えたのも納得、といったところである。

 ナツメヤシは古代メソポタミア・古代エジプトの時代から栽培され、重要な食物となっていた作物である。つまり、クフ王やツタンカーメン、ハンムラビ大王にネブカドネザル、ダビデにソロモン、アレクサンドロス大王にユリウス・カエサル、そしてキリストやムハンマドが食べていたまさにその味を今味わっているというわけである。

 なんだか壮大な気持ちになれる、素敵なフルーツだ。
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コメント

ドイツで仕事を始める前、語学学校に通ってた頃に、サウジアラビアの同級生が、よく休憩時間に食べていて、何だと訊いたら、すぐに一粒くれました。干しぶどうと干し柿を足して濃縮した感じだったこと、ふと映画「アラビアのロレンス」の砂漠を思い浮かべたのは確かです。

  • 2007/08/28(火) 16:10:02 |
  • URL |
  • gramophon #-
  • [ 編集]

 きっとそのサウジアラビアの同級生さんにとって、なくてはならない故郷の味だったんでしょうね。

 保存性、携帯性からいって、日本のおにぎりみたいな位置づけなんでしょうか。

 この味、結構気に入っています。
 コーヒーのお供になかなかの相性でした。

  • 2007/08/28(火) 23:45:59 |
  • URL |
  • Tiberius Felix #-
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