趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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オーディオショー

 有楽町は東京国際フォーラムで行われている、インターナショナルオーディオショーに行ってきた。

 ここは、自動車一台分よりも高いオーディオでデモンストレーションが行われるというコアなイヴェントで、自腹ではとても聴けないような音の世界を垣間見ることができる。

 たくさんのブースがあったが、まず印象に残ったのは、イタリアのユニゾン・リサーチ社の真空管アンプのブースである。真空管アンプの音の温かみは定評があり、かねてから興味はあったのだが、今回初めて本格的な真空管の音色に接することができた。

 本当に、音色の肌触りというか、ぬくもりが、通常のアンプとは明確に異なる。息遣いの生々しさ、音色の繊細さが非常に素直に現れていて、非常に官能的なサウンドだ。

 しかし、私の愛機は能率の低さで悪名高い静電型のマーティン・ローガンである。このスピーカーの描き出すヴィヴィッドでリアルな音像空間に、真空管の官能が加わったら、特に私の愛する古楽などはさぞや素晴らしかろうと思うのだが、はたしてマーティン・ローガンが真空管で鳴ってくれるかどうか……。

 まぁ、手に届かぬ憧れの世界ということになりそうだ。

 次に印象的だったのは、ベーゼンドルファーのスピーカーである。このベーゼンドルファーは、名門老舗ピアノメーカーのあのベーゼンドルファーで、最近スピーカーにも進出したのだそうである。

 で、実際にその音を聴いてみると、さすがベーゼンドルファーの録音は生演奏と寸分違わぬといってよいほど素晴らしい。これはまさにベーゼンドルファーそのものとしか言いようがなかった。

 しかし……その他の音楽の再生がいまいちである(苦笑)。
 オーケストラなど、響きの多いものならばかなり魅力的になるのだが、いかんせんジャズやポップスなどは壊滅である。ちょうどクラシックの歌手がクラシックの発声法で無理にポップスやロックを歌っているのを聴くときのあの違和感そのものの違和感を感じてしまう。
 ピアノ専門に聴く人には最高のスピーカーかもしれないが、聴くジャンルのかなり広い私には……(以下略)。

 いずれにしても、今日聴いた機械の合計金額は、それだけ持っていれば余裕で資産運用だけで生活できるくらいの金額だったからすさまじい。(続く)
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