趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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自転車でおいで

 矢野顕子の名曲に、「自転車でおいで」と言う曲がある。

 自転車と言う乗り物の本質をとらえた、ゆったりした雰囲気のいかにも矢野顕子らしいのどかな一曲だ。

 この歌のイメージのように、自転車と言う乗り物は、適度なスピード感とのんびり感がバランスよく同居した素敵な乗り物だと思う。自動車となると、私の制御能力を完全に超えていて、免許は持ってはいるがとても私の手に負える代物ではないし、ましてバイクとなると免許すら持っていないし取ろうという気もないのだが、乗り物の中では唯一自転車だけは、非常に魅力を感じるのである。

 坂だらけの横浜に住み始めてからはすっかり疎遠になってしまったが、実家に住んでいたころはよく自転車を乗り回していたものだった。

 今日は所用で実家に戻っていたので、久しぶりに自転車を楽しんできた。

 実家の近くを流れる川のほとりには自転車にうってつけの平らな道が延々と続いていて、ここは自転車での散歩、ポタリング(散歩感覚でのんびり自転車の街乗りを楽しむこと)にうってつけの道である。

 ここを走り続けること40~50分。天気も良く、青々とした秋晴れの空の下、快適な気温の中を、のんびりと自転車で走りゆく。例の散歩道の終点を過ぎ、大きな国道を渡って丘のふもとの大きな公園にたどり着き、その片隅の大木に囲まれた小さな休憩スポット―私のお気に入りの場所だ―で休憩。ちょうど自販機に並び始めた温かいお茶で暖を取り、来た道を引き返す。

 丁度時刻は西の空が茜色に染まり始めるころ合いで、さざ波の揺らめく川面にキラキラと黄金色の陽光が反射するのをゆったりと眺めながら帰宅。美しい秋だ。

 あの工業排気に汚染されつくした息苦しい田舎町に再び住むつもりは絶対にないが、この散歩コースだけは―あくまでも、たまの訪問、と言う形で―時折訪れたくなる
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