趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「題名のない子守歌」~ブラーヴォ、マエストロ・トルナトーレ!!

 イタリア映画界有数の鬼才、G.トルナトーレ監督の新作「題名のない子守歌」を見た。

 これが、とてつもなく素晴らしいサスペンスで、彼の映画作りの才能をたっぷりと味わいつくすことのできる、至高の作品であった。

 なんといっても、伏線の張り方や、ちょっとしたフラッシュバックの使い方、心理描写等、何をとってもなるほどと心からうならされるような至高の芸術である。

 一点だけ難を言えば、少々技術の素晴らしさが勝ちすぎていて、「マレーナ」や「ノヴォ・チネマ・パラディーゾ」で見せてくれたエモーショナルな力が後退していたことだろうか。

 シナリオについては賛否両論あるようだが、冒頭に「どうか結末をお話になりませんように」と注意書きを入れた監督の意図を尊重して、ここでは言及をしないことにする。

 エンニオ・モリコーネの美しい音楽の素晴らしさを付記して、口をつぐむことにしよう。

 いずれにしても、トルナトーレの才能のすごさを、改めて実感する作品であった。

 Bravo,Maestro Tornatore!!
スポンサーサイト

コメント

ご覧になられましたね!

ご存知のとおり、私はこの映画を好きではありませんが、しかし無難な成功作より、こういう刺激的な才能が今のイタリア映画界には絶対必要なのだと信じています。
いずれトルナトーレは(Nuovo Cinema Paradisoとはまた違った)すごい作品を撮るのではないかと期待しています。

TB試みてみましたが、うまくいったでしょうか?よろしくお願いいたします。

  • 2007/11/11(日) 23:42:49 |
  • URL |
  • なつ #3ItBdoaY
  • [ 編集]

>なつさん

 トラックバック、ありがとうございます。
 今のところまだ届いていないようですが、届くのを楽しみにしていますね。

 私からもトラックバックをお送りしておいたので承認よろしくお願いします。

 イタリアのみならず、全世界的に言って、映画界にはこういうとんがった才能が絶対に必要だと思います。

  • 2007/11/12(月) 00:34:44 |
  • URL |
  • Tiberius Felix #-
  • [ 編集]

今、3回目のTBトライしてみたのですが、更新ボタン押しても反映されませんね…Blog間の相性が悪いのでしょうか。

今のイタリア映画界で私が期待できるのは、トルナトーレと「カテリーナ都会へ行く」「N-私とナポレオン」のパオロ・ヴィルツィくらいなんです。

  • 2007/11/12(月) 23:18:30 |
  • URL |
  • なつ #3ItBdoaY
  • [ 編集]

もしかしたら、アドレスが全角表記になっているのかもしれません。
一度半角に打ちなおしてお試しいただければ、もしかしたらうまくいくかも。

「カテリーナ都会へ行く」は名作でしたね。あれは本当に独特のセンスでよかったと思います。

「N-私とナポレオン」、観たかったのですが見逃してしまいました。DVDで出ませんかね……。

  • 2007/11/12(月) 23:22:32 |
  • URL |
  • Tiberius+Felix #-
  • [ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tiberiifelicis.blog10.fc2.com/tb.php/383-b80b23f2
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。