趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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山菜の天ぷら

 人生一寸先は闇とは言え、少なくとも今この身に感じる五感の感覚だけは間違いなく確実なものである。物憂いことの多い世の中、どんな陰湿な弾圧を受けようとも、わが舌に美味を感じることのできる限り、私は生きていくだろう。

 と言うわけで気を取り直して美食の話をば。

 昨日、行きつけの店に休日前の一杯を味わいに向かうと、お薦めメニューの黒板に「山菜の天ぷら」の文字が。

 山菜は、春先のこの時期にしかない食材であり、春の生命力を感じることのできるパワフルな苦みとコクが非常に心地よい、私の好物の一つだ。

 と言うわけで、迷わず注文である。

 さっくり、ふっくら、からっと揚げられた天ぷらに、小皿に盛られた塩をつけていただく。
 
 ……美味い。

 フキノトウの苦み、青こごみの歯触り、タラの芽のコク、どれをとっても春の初めのエネルギーに満ち満ちた味わいだ。

 合わせたのは、プレミアムモルツ。
 天ぷらには、冷やの冷酒も捨てがたいが、やはりビールが一番合うのではないだろうか。

 山菜のパワフルな苦みと、ビールのうまみに包まれたまろやかな苦みが良く調和して、非常に美味である。油分でもったりした口に、炭酸の刺激も心地よい。

 いよいよ春が来たのだ、と、まずは舌から実感したのであった。
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