趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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無計画神戸行~迷宮的旅行記第6章

 先週末、一泊二日で神戸に行ってきた。

 お目当ては、私のこよなく愛する、アッコルドーネのコンサートである。
 残念ながら仕事が繁忙を極めるこの時期、平日にコンサートなど夢のまた夢なので、休日にある唯一の公演である神戸公演のチケットを購入したのであった。

 さて、せっかく行くのだから前日入りして神戸をぶらぶらしてこよう、と言うことで、まずは土曜日の十時過ぎののぞみに乗りこみ、ガイドブックを眺めながら行き先を決める。丁度忙しい時期だったこともあって、新幹線に乗った後コンサートまでのことは全く無計画だったのだ(笑)

 ガイドブックによると、意外なことに有馬温泉がすぐ近くにあるようである。
 と言うことで、まずは有馬温泉に行ってみることにした。

 有馬温泉は新神戸駅から地下鉄としてつを乗り継いで40分程度でたどり着く。近い。

 ここには数々の高級旅館があるのだが、今回はそれほど贅沢をするつもりもなく、日帰りで有馬温泉の源泉を用いたスーパー銭湯に行って帰ってきた。

 有馬温泉には、黄土色に濁った泉質の金泉、無色透明の銀泉の二種類の温泉があり、このスーパー銭湯にはどちらも引いてあった。
 まずは古代ローマの習慣に従って、サウナで汗をかいて毛穴を広げてから体を洗い、入浴を楽しむ。名高い温泉だけあって金泉、銀泉いずれも非常に心地よいものであったが、金泉の源泉かけ流し露天風呂はその中でも白眉であった。

 一時間ほど入浴を楽しんだのち、名物の有馬サイダーを味わう。
 ここの近くに天然の炭酸水がわいていて、その炭酸水から作っているのだそうだが、非常に素朴な味わいながら炭酸の強さが一段強く感じられ、湯上りの渇いた喉に非常に心地よかったのが印象的である。

 その後、足つぼマッサージを受けて、神戸に戻る。
 安いビジネスホテルにチェックインし、夕食を取りに町に出る。

 これまた無計画にぶらぶらと飲食店街を歩いていたのだが、ふと目に「うなぎ」の文字が。
 私はかねてから、関西式の蒸さないウナギ料理に関心を持っていたので、ここにはいることに決めたのだった。

 運ばれてきたかバ焼きを一口口にする。

 ……美味い。しかし、関東のウナギとそれほどの差は感じない。
 事前知識によれば、蒸していないため脂がきつく、コクがよりパワフルで、歯ごたえもよりしっかりしたものであるとのことであったが、思ったほど脂っ気が強いわけでもなく、食感も関東のそれとさほどの違いがあるようには思えなかった。

 ところが、食事を終えて会計のためレジの前に立つと、雑誌にその店が取材された時の記事の切り抜きが目に入り、そこに衝撃的な一文が書かれていたのである。

 「焼く前に一度蒸す、江戸前のうなぎが名物だ」

 嗚呼!

 私は己の不明と運の悪さにリヴェンジを誓いながら店を出た(苦笑)

 その後、ちょっと飲みなおしにバーでもないか探してみようと夜の街の散策を続けていたのだが、どうも渋谷新宿的雰囲気のエリアで、入りやすい雰囲気の店に巡り合えず、諦めてそのままオフィス街の方に移動して夜の無人のオフィス街の散歩に突入である。(続く)
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