趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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「いつまでもデブだと思うなよ」

 私は何事につけ、ブームが去って人々が見向きもしなくなるのを待って当該はやりもののいかなるものかを確認するのが私の性格である。

 当然、売れに売れているもの、など、とりあえず売れ行きが鈍るまで買わない。だからいつかブームが去るだろうと、1時間並ぶのを嫌ってクリスピークリームドーナッツを試すのを先送りすること、もう3年も経ってしまった。明らかに一時間並んだ方が待ち時間は短い。いやはや、我ながら気が長いんだか短いんだか、と思うものの、それはまた別の話。

 さて、前置きが長くなったが、人々の話題から遠ざかってきたところで、上記の本を買った。

 これは、体重110キロを超えていた岡田斗司夫氏が、本人いわく「努力せずに」55キロまで体重を落とした時の話が書かれている本である。

 このダイエット法は、最初は食べたものを徹底的に記録するという方法で、非常にユニークであるのだが、段階を進めるにつれ、ごくオーソドックスなカロリーコントロールになり、いつの間にやらごくごく当たり前の食事管理によるダイエットに落ち着いていく。
 
 しかし、この書物には、類似本にない、一段深い洞察が見受けられる。

 それは、「継続のために努力を必要とするダイエットは、決して続かない。ゆえに、ダイエットはリバウンドで終わることになる」と言う慧眼である。

 この一文を見た時、思わず膝を打った。まさにその通りである。持続可能性をもたらすのは、努力でも根性でもなく、ランニングコストの軽さ、なのだ。

 私は子供の頃結構太っていて、ワーストの時は171センチの身長に対して82キロの体重があった。
 私はぜんそく持ちで運動が何よりも嫌いな子供であったので、まぁ当然と言えば当然のことかもしれない。

 それが、大学三年の夏からダイエットを始めて、大学四年の春には67キロまで落ちていた。

 やったことと言えば、ウォーキングと夜炭水化物を控えることのみである。

 ウォーキングは、運動嫌い、何よりも走ることが大嫌いの私にとっては、水泳と並んでただ二つの嫌いでない運動に他ならない。ちょうど大学三年の夏に、資格試験の勉強から解放されて時間ができたこともあって、散歩の楽しさに開眼したこともあって、楽しくこそあれ、決して努力や根性は必要なかった。

 夜の炭水化物カットも同様である。私は肉と野菜を愛する一方、炭水化物に対する思い入れはあまりない。暗くなったら甘い物も穀物も食べないということも、別に何の努力もいらなかった。

 だからこそ、うまく行ったのであろう。

 できることをやって生きていく、と言うことが、人生の円滑化に最も重要なのかもしれないと思う。
 

 
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コメント

まさに「痩せ太り」ですね。

  • 2008/06/13(金) 17:52:49 |
  • URL |
  • Miles的・・・ #-
  • [ 編集]

上手い!座布団一枚!

  • 2008/06/14(土) 15:48:11 |
  • URL |
  • Tiberius Felix #-
  • [ 編集]

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