趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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ワイン会

 先週の土曜、さるイタリアワイン愛好家の主催する、ワイン会に参加させていただいた。

 ワイン会というのは初めて参加したのだが、なんと12本ものワインを12人で味わうという、大変ぜいたくな催しであった。

 主催者の知人の経営するレストランで、食事をしながら12本のワインを味わうのであるが、やはりイタリアワインの味わいのヴァリエーションの広さには感心させられる。

 食前酒におなじみのスプマンテと、さらにシャンパーニュ方式で瓶内二次発酵させて作ったというスパークリングワインを味わう。

 そのあと、エスト・エスト・エストから始まって、白、赤と飲み、最後にパッシートの白をデザートにいただく。

 12本もあると一つ一つの印象を事細かに覚えているわけにもいかないものだが(苦笑)、私が好きで普段飲んでいるエスト・エスト・エストにはいくつか生産者があるらしく、普段飲んでいる軽くてフルーティーですっきりしたそれとはまったく異なる、パプリカのような苦味の利いたずっしりと重い香りに鋭い酸味のきいた、白にしてはかなり重い味で、驚いたのと、MASIのアマローネの、渋み・酸味・甘味が黄金の正三角形のごとく完全に均衡したバランスの良い、奥深い味わいに陶然となったのが印象的だった。

 最後のデザートワインのひとつ前には、名高い”スーパータスカン”、サッシカイアも飲ませていただいた。トスカーナというと真っ先にキャンティが思い浮かぶが、こちらはフランスはボルドーのワインを意識して作られたワインで、確かにボルドーを思わせるずっしりしたタンニンにはなやかで複雑な香りが何とも怖くて気である。それでいながら、どことなくサンジョヴェーゼを思わせるまろやかさが感じられるのが、トスカーナのテロワールというものなのだろうか。

 だが、こうしたワインの数々と同じくらい印象的だったのが、時間の流れ方である。
 この会は、19時ちょうどにスタートしたのだが、終わったのは……23:30!
 なんと4時間半に及ぶ、本場イタリアのようなゆったりとしたチェーナであったのだ。

 こうして実体験してみると、イタリア人が毎日三時間以上かけてゆったりとチェーナを味わうというのが、何ともうらやましいと実感できるものである。
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