趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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純正律の快楽

 連日の労働で疲れがたまってくると、体が欲するかのように、中世の無伴奏合唱曲が利きたくなる。

 鍵盤とは無縁の、無段階調律のできる人間の声だけで作る音楽ならではの、完全な純正律で響き渡る和音の心地よさが、疲れた体に何とも心地よいのである。

 分けてもデヴィット・マンロウの指揮による「ゴシック期の音楽」収録の、レオニヌスやペロティヌスのの、いかにも怪し~い雰囲気の異次元世界の響きのような音楽が、現実から精神を切り離し、異空間へ連れて行ってくれるようで実にすばらしいのだ。

 もうちょっと現実よりのところでは、マショーのノートルダム・ミサもいい。
 「キリエ・エレイソン、クリステ・エレイソン・キリエ・エレイソン」という、わずか25音節の歌詞を8分以上かけて歌い続けるのは、響きの心地よさに耽溺しているに違いない。

 
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