趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

シネマ歌舞伎「らくだ」「連獅子」

 「シネマ歌舞伎」を鑑賞してきた。
 演目は、「らくだ」と「連獅子」の二本立てである。

 「らくだ」は、古典落語を題材にした笑い話で、勘三郎と三津五郎の芝居の絶妙のうまさがなんとも心地よく笑わせてくれる、素晴らしい上演であった。

 ふぐ毒にあたって死んだ鼻つまみ者の「らくだ」の通夜を出すために、死体を担いで大家のところへ押し掛け、死体にかんかんのうを躍らせてまんまと酒と煮しめをせしめる、という話なのだが、せしめた酒をあおるにつけ、それまでパシリ役だった屑屋と脅し役だったやくざの馬公との立場が逆転していくのが面白い。

 続いて、毛振りで有名な「連獅子」。
 こちらは、らくだにも登場した勘三郎と勘太郎、七之助親子の共演である。

 連獅子は舞踊であるので、役者は台詞を語らず踊るだけで、ストーリーは長唄で語られる。
 文殊菩薩の住まう清涼山にすむという獅子の精が、子を谷底に落として這い上がってくるのを育てるという逸話を舞踊化したものであるが、なんといっても華やかな踊りの迫力に圧倒される。

 こうした舞踊を最初から通してきちんと鑑賞したのは初めてであったのだが、映画で見るだけに一つ一つの所作がはっきりと見て取れ、その動きの華麗さ、美しさ、迫力が、はっきりと伝わってくる。

 歌舞伎の鑑賞は、実演を含めて二度目であるのだが、実に楽しむことができた。

 次はぜひとも連獅子を生の舞台で見たいものである。
 
 
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tiberiifelicis.blog10.fc2.com/tb.php/532-01d048d2
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。