趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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アテナイ遥かなり~迷宮的旅行記第8章(1)

 さて、今回もいつものようにつれづれなる旅行記をばしたためていこうと思う。

 新型インフルエンザ騒動で厳戒態勢の中、成田空港を発ち、いつものようにエールフランスの夜便でパリ経由アテネに向かった。

 機内はほぼ全日本人がマスクをつけ、対して外国人は一人もマスクなどしていない。やはり日本が騒ぎすぎだったのだ。

 機内では「グラン・トリノ」がプログラムに含まれていたので、日本語吹き替えになってしまったものの、鑑賞する。なかなかの傑作である。これについては後日感想を書こうと思う。

 順調にパリに到着し、アテネに乗り継いで、空港に着く。

 地球の歩き方によれば、空港から市内への移動は地下鉄が直通で最も便利、那覇ズで会ったのだが……

 なんと、地下鉄工事で空港・市内の路線が休業中という信じられない事態が起こっていた。
 閉鎖中の区間はバスによる振り替え輸送が行われていたものの、道路は込み、かなり時間がかかってしまう。

 結局、地下鉄が通っていれば40分で着くはずだった市内まで90分と倍以上の時間を要してしまった。

 そしてこれ以上に大変だったのが、ホテルへの移動である。

 地図が大雑把過ぎて、目的地になかなかたどりつけないのである。

 通常、欧州の街はすべての道路に名前を付けており、地図にすべての道とその名前さえ書いてあればまず道に迷うことはない。

 ……のだが、あろうことかこの地図、細い道を省略してしまっているようなのだ。

 結局道に迷い、諦めてタクシーに乗ったのだが、あろうことかタクシーが道に迷い、金は要らないから元のところに帰る、降りてくれ、などと言い出す始末。まあ金を取らないだけ良心的なのは評価に値するとしても、結局、地下鉄最寄り駅に戻され、近くのカフェでコーヒーを飲み、道を聴いてようやくホテルに到着であった。

 かなり出鼻をくじかれてしまったものの、それでも荷物を部屋に置き、気を取り直して市内観光に出発である。

 まずは昼食である。

 夜は治安がよろしくないというアテネの繁華街、オモニア地区にうまいスヴラキ屋があるとの情報に基づき、行ってみる。

 町並みはちょうど歌舞伎町のような感じで、確かに夜は近寄りたくない感じだが、明るいうちは殺伐とした雰囲気もなく、いかにものんきそうなアテナイ人たちがぶらぶらしていて平和な感じである。

 件のスヴラキ屋ににたどりつく。スヴラキというのはギリシアの定番料理のひとつで、ちょうど日本の焼鳥のような感じに、小さく切った豚や羊の肉を串に刺して塩を振り、スパイスを振りかけて、直火であぶって焼いて食べるものである。

 肉の串焼きというのはホメロスの叙事詩にも登場する由緒正しいギリシア料理で、食べてみるとシンプルな塩味にローズマリーと胡椒の香りが効いていて、炭火の香ばしさ、カリカリ感、そして肉のジューシーさが相まって実にうまい。ビールによく合う。

 腹ごしらえが済んだところで、繁華街を抜けた先にある考古学博物館へと向かう。(続く)
 

 
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コメント

スヴラキ

パソコンがダウンして、真っさらにして入れ直したらブックマークも消えてしまい、ご無沙汰です。

そうでしたギリシアへ向かわれたのでしたね。ドイツにもギリシア料理屋は結構あったので、よく食べましたよ。スヴラギ!懐かしい。そういえば、昨年もベルリンで食べました。

  • 2009/06/16(火) 14:12:44 |
  • URL |
  • gramophon #mQop/nM.
  • [ 編集]

>gramophonさん

 それは大変でっしたね。パソコンがダウンしてしまうと再設定が大変ですからね……。

 スヴラキはシンプルなだけに、世界どこで作ってもおいしく食べられそうですよね。ギリシア人は世界への拡散の傾向が強いですから、きっとドイツでもたくましくやっているのでしょう。

  • 2009/06/16(火) 21:40:51 |
  • URL |
  • Tiberius Felix #-
  • [ 編集]

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