趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

迷宮建造

 あれは6月のことだった。

 いつものように散歩していた私は、ふと、不動産売却の案内看板を目にした。

 値段はかかれていなかったが、当該物件は私の住むすぐ近くで、こんなところに空き地などあったか、などと思いながら、興味をひかれた私は、そこに書かれた番号に電話をかけてみた。

 その物件は予算オーヴァーで結局手が出な買ったのだが、実はもう一つ、これから市場に出そうとしている未公開物件が、これまた横浜駅から歩けるところにあるという。

 値段を聞くと、私にもぎりぎり手が届く価格だ。

 ここで長年私が夢に思い描いてきたことがにわかに現実味を帯びた。

 ……そう、学生時代に読んで大変感銘を受けた、「金持ち父さん貧乏父さん」のひそみに倣い、不動産所得を得るということである。

 いろいろ説明を受けると、この土地は建蔽率60%、容積率100%であるが、間口が広く、セットバック後も100平米あるので、床面積合計100平米に2台分のカースペースがとれるという。
 そして、賃貸部分の床面積が全体の40%までなら、アパートローンよりもはるかに有利な融資条件の住宅ローンで資金調達ができるそうである。

 私は素早く計算した。横浜駅徒歩圏内で床面積60平米の新築マンションを買ったら大体60,000,000円はする。私には手の出ない価格である。だが、この建築条件付き土地という、たんに居住用に消費されるのみならず不動産所得まで生み出す物件が、金が出ていくばかりのマンションよりも安く手に入るというチャンスである。

 私はさらに詳しい説明を受け、いったん家に帰ってワンルーム蓋部屋と駐車場2台分の業績予想モデルを作り、収益性を分析した。

 ……これならいける!

 現在の自己資金予算を前提に住宅ローンを組んだとしても、元利均等による月次の支払額は現在の家賃と平均金融資産購入額の合計額を下回る。仮に将来金利が上昇するとしても、後6%の上昇まで耐えられる。よって、万一稼働率ゼロとなったとしても、実質生活水準を下げることなく返済が可能である。もしフル稼働すれば、賃料収入で十分におつりがくる。

 かくして私は、清水の舞台から飛び降りる決断を下したのであった。
スポンサーサイト

コメント

英断でしたね。
うまく行くといいですね。

自分はマスオさん状態なので、この方面は疎いです。

  • 2009/09/16(水) 10:38:38 |
  • URL |
  • gramophon #mQop/nM.
  • [ 編集]

>gramophonさん

ありがとうございます。
かなりいろいろ検討したので、きっと大丈夫だと思います!

  • 2009/09/21(月) 10:04:55 |
  • URL |
  • Tiberius Felix #-
  • [ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tiberiifelicis.blog10.fc2.com/tb.php/588-7ff8cae8
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。