趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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46年目の光

日経新聞の書評欄に紹介されていて興味をひかれたので、「46年目の光」という本を読んでみた。

これが、滅法面白く、大当たりであった。

これは、3歳で失明してずっと盲人として生活してきた男性が、50歳のときに最新の手術で視力を取り戻した後、どのような経緯をたどったかを記録したノンフィクションである。

興味深いのは、視力を回復したのちも、視覚認識能力は健常者と同レベルには回復しなかったことである。

これは、視覚情報を処理するシナプスが脳内に構築されていないことから生じる現象らしい。

視覚情報をうまく処理することは、言葉を処理するに匹敵する重労働で、ために子供の時に覚えてしまわない限り、ちょうど大人になってから覚えた外国語のように身につけるにも限界があるというのである。

脳科学は非常に興味深い分野である。
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