趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

映画「ドン・ジョヴァンニ」

 銀座テアトルシネマで、映画「ドン・ジョヴァンニ」を鑑賞した。

 この映画は、主人公は脚本家のダ・ポンテで、彼がモーツァルトとドン・ジョヴァンニを製作するさまを描いた映画である。

 ダ・ポンテを主人公にするアイディアはなかなか秀逸だと思う。
彼はヴェネツィア共和国領内の町に生まれたユダヤ人で、少年期に一家全員がカトリックに改宗し、ヴェネツィアで神学校に入って司祭となるが、ヴィヴァルディの世紀のヴェネツィアで世俗の楽しみを味わいつくして聖職界を追放され、カサノヴァのつてでサリエリを頼り、ウィーンに流れ着く。

 やがてオペラの台本を手掛け、いくつかヒットを出すようになり、「フィガロの結婚」でのモーツァルトとの成功を経て、いよいよドン・ジョヴァンニの製作に入っていくのである。

 歌手同志のいがみ合いや、ダ・ポンテの恋愛などを、ドン・ジョヴァンニの本歌取りを取り混ぜつつ、軽妙に描いていく手腕は見事である。オペラシーンもふんだんに取り込まれていて、オペラファンにはたまらなく楽しい。何より、伴奏が古楽器を使っているのが素晴らしい。

 DVDが出たら、即買い決定である。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://tiberiifelicis.blog10.fc2.com/tb.php/628-7f0e2a42
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。