趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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リメス・ゲルマニクスの外側へ~迷宮的旅行記第10章

9月は結局ブログの更新ができない有様であった。
残念至極。

……というのも、旅行に出かけていたからである。

行先は、スイスにドイツ。
リメス・ゲルマニクスの外側へ、初めて足を踏み入れる。

もともと、一度ミュンヘンに行ってみたいとかねてから思っていたのだが、優先順位の高い順に並べるとどうしても上位はリメス・ゲルマニクスの内側になってしまうので、なかなかいかずにいたのである。

が、今回、オクトーバーフェストの開催期間中に日本の飛び石連休が重なり、運よく飛び石を埋める形で有給を取ることに成功したため、初のリメス・ゲルマニクスの外側への遠征となった。

今回は、以前母に、スイスに行きたいから休みが取れたら連れて行ってくれ、と頼まれていたこともあるので、距離的近接性もあり、前半にスイス、後半にミュンヘンというスケジュールで母と同行することとなった。

……しかし、連休シーズンの飛行機代というのはここまで高いものなのか、唖然としてしまった。
原油価格が200ドルに迫ろうというとき、ユーロが160円台だったあのころに、7月にイタリアを往復した時、エールフランスの飛行機代は往復で一人20万円だった。それが、原油価格が80ドルに届かず、ユーロも110円に届かないこの9月、日本が連休というだけで、エールフランスで行こうとすると32万円!!エコノミークラスでの値段にもかかわらず、である。

ありえない値段である。

というわけで、今回は、エールフランスやアリタリアの使用は断念し、かの悪名高きアエロフロートでモスクワ経由でのフライトにチャレンジしてみた。アエロフロートのお値段は、一人18万円弱。さすがである。

結論から言うと、アエロフロートはもう二度と乗りたくない(苦笑)。

機内食はまぁまぁおいしく食べられたのだが、エコノミークラスにはソフトドリンクしか出してくれない。
椅子が固く、モスクワに着くころにはお尻が痛くなっている。
なにより、モスクワでの乗換の面倒くささと言ったら!!
空港職員はいまだソ連が続いているのではないか、と思えるくらい横柄だったし、乗換なのに2回もセキュリティチェックを受けさせられるし、空港内ではルーブルしか使えないし、空港の雰囲気もあの灰色の社会主義時代の貧乏臭さが抜けきれず何とも言えないうらぶれた雰囲気に覆われているしで、これがあのBRICSの一角なのか、と本当に疑わしいほどであった。

もともと幼少期、ソ連存命中のかの地のいかにも貧乏臭く息苦しい、吐き気のするような雰囲気の映像の刷り込みが強いため、先入印象として強烈なマイナスイメージのバイアスがかかっていたのだが、ロシア人が心を入れ替えて資本主義に改宗してからもう19年になるし、いくら何でも、という淡い期待は、見事に打ち砕かれたのであった。

そんなわけでそそくさと飛行機を乗り継ぎ、ミラノに入る。

やはりイタリアはいい。

今回は主目的がスイスとドイツだったので、ミラノは単なる経由地にすぎないのだが、それでもタクシーでイタリア語を使えると何とも満足感がやってくる。

初日は移動に費やし、眠るだけで翌朝を迎えた。

翌日はミラノからスイス国境の町ティラノに移動し、名高いベルニナ鉄道でアルプスを越え、スイス領サンモリッツへと向かう。

(続く)
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