趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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実験・シャブリは本当に牡蠣に合うのか

 日本の美食家たちに多大なる影響を及ぼしたあのマンガの中で、作者は主人公に語らせている。

『生牡蠣に合うワインなんてないよ』

 文庫版では第11巻に収められたこのエピソードで、作者は主人公にフランス料理店に水筒に入れた日本酒を持ち込ませると言う暴挙に及び、生牡蠣に合うワインなど存在しないこと、生牡蠣にあう酒は唯一大吟醸の日本酒のみであること、を主張した。

 しかし、最近とみにワインに関する影響力を強めつつある別のマンガの中で、作者は実験を経て主人公に語らせている。

『ルイ・ジャドの村名シャブリは生牡蠣に合う』

 それなりの権威を獲得したあのマンガに真っ向から挑戦状をたたきつけたわけである。

 こうなってくると果たしてどちらの言い分が正しいのか、実験してみようと言う気になってしまうのが私の性格なのだが、何しろ後者のマンガの発表は4月の終わりと言うバッドタイミングで、もはや月名からRが消えかかっている。いまさら生牡蠣など無理と言うもの。そこで私はRが再びめぐってくるSeptemberを待つことにしたのだが、9月は結局三次試験で余裕がなく、ようやくNovemberの終わりになって実験を執行することができたしだいである。

 結果はどうかと言えば、確かに村名シャブリは生牡蠣によくあった。生臭さの強調も起きることがなく、美味である。

何事も、実験が大事なのだ。
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コメント

シャブリ

 まず、牡蛎の種類により味わいに差があります。生牡蛎も消毒液に浸けられてから、殻のまま首都圏に送られたものと、現地で水揚げしてすぐ食べるのではかなりの違いがあります。
 また、シャブリは70年代に畑を広げた為、それまで入らなかった地域もシャブリと名乗れるようになりました。然も、村名、畑名、ネゴシアン、ドメーヌ、ステンレス醗酵、木樽貯蔵と山ほどあり、どのシャブリを選ぶかによっても、答えは星の数ほど出てしまい、結局、はずれないけれども、ぴったり合うかどうか、ご本人の思い入れとか、体調に左右されてしまうのです。自らお試しになるのは、正解ですね。

  • 2005/11/29(火) 11:44:24 |
  • URL |
  • gramophon #mQop/nM.
  • [ 編集]

さすがプロのご意見は違います

こんばんは、gramophonさん。
詳しいコメントありがとうございます。
私が飲んだのは例の漫画お勧めのルイ・ジャドの村名シャブリ、食べたのはごく普通の生食用のスーパーの牡蠣でしたが、一口にシャブリと言っても本当に奥が深いんですね。
シャブリで味わう牡蠣の最高の条件なら、ブルターニュの海岸のオイスターバーで水揚げしたばかりの牡蠣を食す、と言う感じでしょうか。いつかやってみたいですね。

  • 2005/11/29(火) 22:58:29 |
  • URL |
  • Tiberius Felix #-
  • [ 編集]

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  • 2010/03/13(土) 13:41:32 |
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