趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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タワーレコードにて

 ダブルポイントセールをやっているので、仕事帰りにタワーレコードに買出しに出かけた。

 今週の仕事場は都営新宿線沿線だったため、新宿タワーレコードに足を運んだ。

 お目当てのCD葉かなり買い込むことができたのだが、店内のBGM環境が強烈な印象を放っていた。

 私のメインジャンルはクラシックにジャズであるから、売り場はクラシック・ジャズ売り場のあのフロアである。ここはワンフロアが3つに分割されていて、およそ45%がジャズ売り場、45%がクラシック(古楽含む)売り場、残りの10%がニューエイジ・イージーリスニング等の売り場である。

 で、ワンフロアの中で、それぞれのジャンルがそれぞれのBGMをかけている。私が居合わせた時間帯、ニューエイジ売り場では、女性三味線奏者による弾き語りの歌がかかっていた。通常三味線の弾き語りと言えば、長唄にせよ小唄にせよ小粋な雰囲気を漂わせているものであるが、この録音は粋というよりも、何というか、声の裏側からなんとも言いようのない強烈な迫力と言うか、生と死の彼岸を歌い上げているかのようなダークな迫力を感じさせるものがあった。

 そして、この強烈な歌声の脇では、これまた大音量でグレン・グールドの弾くゴツゴツしたバッハのフーガの技法が流されているのである。この日と特有のどことなくニヒルな、目は笑わずに口の右半分だけでかすかに笑うような独特の雰囲気にあふれたピアノの上に、件のダークな女性三味線奏者の歌声が重なり、めまいを誘うかのような摩訶不思議な音空間を出現させたのだった。

 ま、お目当ての品物さえ手に入ればいいんですけどね。
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