趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

デジャヴ

大学入試シーズンである。

職場の最寄りの四ツ谷駅のはす向かいにある上智大学でも入試をやっている。

実はかれこれ10年前、私も上智大学を受けたのだった。

受験に赴く学生たちを見ていると、ふとデジャヴが。

……上智大学入学試験の道案内看板の隣に、大学構内にあるイグナチオ教会で執り行われる葬儀の道案内看板が出ているのである。

そう、私が受験した時も、まさに同じ状況だった。

そして、13時から14時までの世界史の受験を終えて、ふと窓から顔を出して外の空気を吸っていたら、出棺のクラクションが聞こえてくるというなかなか強烈な体験をしたのだが、きっと今年の受験生たちも同じ体験をしていることだろう。

……希有な体験とばかり思っていたが、実は上智大の受験生は毎年どこかで経験していることなのかもしれない。

迷宮完成

夏から始まった迷宮建造プロジェクトはついに完成を迎えた。

そして、人類のやる数ある難事業のうち、最も困難なもののひとつである引っ越しをやり遂げ(正直、今回のプロジェクトで一番苦労した作業だ;苦笑)、ようやくわが迷宮での暮らしを始めた。

施工業者さんの「迷路みたいな間取りですね」という感想を引き出した間取りはおおよそ下記のとおりである。

横長の長方形の敷地にインデント中央揃えでやはり長方形の建物が建てられている。
壁面は黄色のサイディングで、ところどころギリシア神殿の柱をイメージした白の縦ラインを入れている。
正面に友人のデザイナーに依頼してデザインしてもらった大理石調のアルミパネル看板が掲げられており、古代ローマの碑文を模した書体でラテン語で銘文を表示している。
その下にドアが3つ並んでおり、左右のドアが賃貸物件である。

賃貸物件は20平米弱の床面積にバストイレ別、室内洗濯機置き場、IH一口キッチン、エアコン、宅配ボックスが設置され、小型の5ナンバーならば余裕を持って駐車できるフリースペース約16平米がついている。火気使用は喫煙のための最小限の使用を除き不可であるが、ガーデニングや小型物置の設置も可能な文字通りのフリースペースである。これは横浜駅徒歩圏内では希少性が高い。

真ん中の扉には201と掲示されており、ここが自宅である。賃借人のような顔をしてしれっと住んでいる(笑)。
一階の扉に201と表示され、かつ、左右の部屋が1階の床面積のほとんどを締めていることが外観上明らかであるため、謎の扉と言った感じの奇異な印象を与えるらしいが、狙いどおりである(笑)。

扉をあけると玄関があり、細長い廊下と階段を経て2階に通じる。廊下のわきにCDとDVDのための作りつけの棚で壁面を埋め尽くした納戸・書庫があり、ここに私のコレクションがおさめられている。

2階に上がり、扉をあけるとLDKである。勾配天井の広い空間が、大変快適である。
床色を焦げ茶とし、壁紙を木目調とし、照明も間接照明としたため、大変落ち着く。
私は真っ白な壁紙に真っ白な蛍光灯でギラギラと照らされた空間がどうにも好きになれないのだ。

LDKの壁の防音ドアを開くと、防音室がある。
ここは1Fの廊下・納戸の真上に相当し、下に住人がいない。それゆえ、1Fのお客様を気にせずに好きな音量で音楽を楽しむことができる。

防音室の反対側の壁にまた防音扉があり、そこを開くとトイレ、寝室、浴室である。
寝室はスリープ・イン・クローゼットと呼ぶべき設計で、壁一面を上下二段のパイプからなるクローゼットとしてあり、ベランダから取り込んだ洗濯物を、ホスト機にかけたハンガーのまま、クローゼットに吊るしておくことができるのである。これは楽だ(笑)。

最大のポイントは、壁という壁に作りつけの収納を埋め込み、壁を遊ばせないことで床を遊ばせることができることである。以前の住まいでは、遊んでいる床は足の裏の面積相当分くらいであったが(苦笑)、今は床が収納として活躍することがほとんどなくなった。

そしてわかったことであるが、床が遊んでいると、掃除が非常に楽なのである(笑)。

どうやらしばらくは物のない床の上で暮らせそうである。

国際会計基準検定試験

 ここのところ、ビジネスチャンスだからということで会社でみんなで受けようという方針になった国際会計基準検定試験の勉強にかかりきりになっていた。

 これがまた厄介で、たとえて言うならば、こんな感じである。

 「国際道路交通法が導入されます」
 「基本的には今までの交通ルールとそんなに変わることはありません」
 「ただ、一部の道だけ自動車が右側通行になります」
 「どの道が右側通行になるかについては、まったく法則性がありませんので、一つ一つ覚えてください」
 「右側通行の道に迷い込んで対向車と正面衝突しても、自己責任ということで!」

 どうせならすべての道が右側通行の方が覚え安かろうに・・・・・。

 とはいえ、この、ドイツ語の不規則活用動詞の活用におけるie-eiの変化のようなきわめていやらしい蘭ダムっぷりに苦しみながら勉強に耐え、さる12/13に試験を受けてきた。

 結果は……

 問題集で解いていた問題よりもずっと簡単な問題ばかり出題されており、拍子抜けするくらい簡単であった。
 これならたぶん、受かっている……はず(苦笑)

 しかし、簡単に見えるものの実は右側通行で対向車とガシャン、なんてことがいつ起こってもおかしくないのが国際会計基準と言うもの。

 来た、見た、受かった、と言ってくれればよいのだが、はたして問屋がそう卸してくれるかどうか。。。

薔薇の名前に乾杯

"What's in a name? That which we call a rose
By anyother word would smell as sweet."

(名前が何?私たちが薔薇と呼ぶものを
ほかの名前で呼んでも、同じように甘く香るでしょうに)

-W.Shakespeare "Romeo and Juliet"


先日散歩中に立ち寄った公園に、薔薇園があった。

あいにく手入れ中で、茎しか残っていなかったのだが、とてつもなく印象深い名前が表示されていたので、思わす写真に撮ってしまった。

091011_1508~01

……きっとこの薔薇の作者は、イタリア語で乾杯と言いたかったの違いない、と解釈してあげよう。
しかし、カタカナでこう堂々と大書されていると、ついつい吹き出してしまう(苦笑)

薔薇の名前に乾杯!!

海のエジプト展

 「海のエジプト展」を見てきた。

 いつもの散歩コースの途中にパシフィコ横浜があるため、せっかくなのでやっているうちに見ておこうと思い、ちょっと立ち寄ってみることにしたのである。

 ……が、いきなり大行列。当日券購入は45分待ちだという。

 冗談ではない。とてもそんな大行列に並ぶ気にはなれない。

 そこで私は素早く携帯でeplusのサイトにアクセスしてみた。
 
 ……当日券をネットで買えるではないか!

 並ばずにネットで当日券を購入し、桜木町駅付近のセブンイレブンで発見して、会場にまた戻ってきたのが、30分後。15分早く買えた上、ストレスフルな行列を避けることができた。

 ・・・・・まではよかったが、会場に入ると、これまた人、人、人の大洪水である。

 考えてみれば、45分並んだあの大行列がそのまま会場に入っているのだから、たとえチケット売り場の行列をパスできたところで中で又行列する羽目になるのは必然といえば必然である。

 そんなわけで、人はけの悪い金貨や指輪など小さな展示物を見ようと思えば、黒山の人だかりの片隅に潜り込んでじわじわとはけていく中でうまいこと前へ前へもぐりこんでいくしかない。

 その一方、巨大な石像や石碑などの、大きくて遠くからでも目立つ展示物はたっぷりと楽しむことができた。

 石碑はプトレマイオス朝時代のもので、私が学生時代に一年間履修してAを頂戴した後期古代エジプト語とは文字も文法も異なっている。私が習ったのは、BC1400年ごろのパピルス文書の言葉で、プトレマイオス朝の石碑の訳1000年前の言葉である。明治文学と源氏物語並みの時代差があるわけで、当然、まったく読めない。残念!

 人ごみでくたくたになったものの、なかなかいい展覧会だったと思う。
前のページ 次のページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。