趣味の迷宮 ~LABYRINTHVS AD PARNASSVM~

作者Tiberius Felixの迷宮的な趣味に関する雑記帳。 主に音楽、映画、読書、語学、グルメなどの感想・論評を中心に、興味の赴くまま無秩序に迷宮的に書き綴っていくつもりです。

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近況

久しぶりの更新になってしまった。

というのも、身辺にあまりにも多くのことが起こっていたからである。

2月に結婚し、3月に母が亡くなり、その直後に大震災が起こった。

落ち着いて文章をつづれるほどの精神状態にはなかなかなれなかったのである。

ようやくここのところ平常心を取り戻したので、またブログを再開したいと思う。

ミュンヘン堪能~迷宮的旅行記第10章(7)

翌日、ミュンヘン市内を観光する。

私はなんだかんだと言って、ラテン語の1962年のミサ典書に基づく恭しいミサが好きだ。
というわけで、ミュンヘンほどの町ならばSummorum Pontificumに基づき1962年のミサ典書に基づくラテン語のミサをやっている教会があろう、と、持って行ったIPADで調べてみたところ、見事金曜日に1962年のミサ典書に基づくミサをしている教会が見つかったので、まずはそこでミサに参列しようと思った。

……ところが、何と日程が変更され、金曜日ではなく木曜日に変更されたいたのであった(涙)

結局、ラテン語の恭しい1962年のミサ典書に基づくミサに参列することはかなわなかった。

その後、市役所のからくり時計や、フラウエン教会、ヴィッテルスバッハ朝時代のヴィッテルスバハ家出身の神聖ローマ皇帝の墓所などを見学し、ワインレストランで夕食を取る。

まず地元の赤ワインを注文。
ドイツといえば白ワイン、というイメージだが、赤ワインも作っているようだ。
このワインは白ワインをほうふつとさせる軽やかでさわやかな味わいで、非常に美味である。
料理はコンソメスープとレバーステーキを注文。
コンソメスープはスイスで食べた丁寧なそれをさらに超える美味であった。
レバーステーキも、新鮮な仔牛のレバーを使っていて、実に味わい豊かである。これらが皆、注文した赤ワインによく合うのである。

翌朝、空港に向かい、モスクワ経由で日本に帰った。
ルフトハンザはさすがドイツの会社、乗り心地が非常に素晴らしい。
一方、ロシアのアエロフロートは、やはり乗り心地がいまいちである……。。

かくして今回の旅行は無事終了となったのであった。

ルートヴィッヒの夢のあと~迷宮的旅行記第10章(6)

翌朝、朝食にミュンヘン名物ヴァイスヴルストとブレッツェルを味わう。
ミュンヘンで一番食べたいと思っていたものである。

これは期待通り、大変美味で、ジュッサーゼンフ(フルーツ風味の甘味を付けたマスタード)をつけると実においしい。これでビールを飲んだらさぞやうまかろう、と思うものの、なぜかビールを飲みそびれてしまった。

母が長年行きたい行きたいと思っていたノイシュヴァンシュタイン城を訪ねる。

ノイシュヴァンシュタイン城はミュンヘンから電車とタクシーを乗り継いで2時間ほどの場所にある。
ここは風光明媚な湖と緑豊かな丘に囲まれた地形で、その中にノイシュヴァンシュタイン城はずどんとそびえているのである。

ノイシュヴァンシュタイン城は、険しい丘の上にそびえているため、病気療養中の母にはきつい道のりではあったが、そこは母が学生時代から30年以上行きたいと思っていた場所のこと、体の苦しみも何するものぞといった勢いで登っていく。

中は本当に素晴らしい。
ルートヴィッヒが趣味を突き詰めて建設した城で、彼には遠く及ばないものの同じ趣味人の端くれとして、大いに共感するところ大であった。
内装自体は、イタリアの芸術的な宮殿を多数見てきた私にすればやはり19世紀の俄作り、ゲルマンの蛮族が精いっぱい背伸びしてやっとこんなところ、というところが正直なところなのだが、しかしそれを補って余りある、ルートヴィッヒの熱意が伝わってくるのである。

ノイシュヴァンシュタイン城を堪能した後、隣接するホーエンシュヴァンガウ城を見学し、ミュンヘンに戻る。

夕方から、オクトーバーフェストを訪ねる。

ビールの祭典オクトーバーフェストが実は9月から始まっていたというのは意外だったが、一度行ってみたいと思っていたので、非常にうれしかった。

オクトーバーフェストではいろんなビールを堪能しよう、と意気込んでいたのだが……

ここでゲルマン民族と大和民族の胃袋の差を痛感させられることとなった。

ここでもビール1敗の最少ロットは、500ミリだったのである(苦笑)

所詮大和民族の私の胃袋では、ビールを1リットルも飲めばもう何も入らない。
というわけで、ビールは2杯しか飲めなかったのだが、やはり本場のビールを味わえたという感動は大きい。

それにしてもゲルマン民族はすごい。
ビールをしこたま飲んで、かなり酔った状態で、絶叫マシンに乗っている!!
しかも、それでみんな平気な顔をしているのである。

ゲルマン民族恐るべし!!!!

やはり私は秘境よりも歴史的町並みが好きだ~迷宮的旅行記第10章(5)

翌日、ユングフラウは断念して、ベルン観光に切り替える。
インターラーケンから小一時間電車に乗ってベルンに着き、ロッカーに荷物を置いてベルン観光である。
ベルンは中世の街並みがきれいに残っていて、歩いていて非常に楽しい。
街中いたるところに、凝った彫像装飾の施された塔が建っていて、これが実に見ていて楽しい。特に、ベルンの象徴である熊の彫像は実にかわいらしく、見ていて心癒される。

ガイドブックに紹介されていた大聖堂に行ってみたのだが、残念ながらベルンはプロテスタントの町であったため、非常に殺風景で、中は全く楽しめなかった。やはり教会を見るならカトリックに限る。

気を取り直して川を渡り、高台のバラ園で花をめで、うろうろしている猫たちをからかって、川沿いの熊園に寄り道し、ベルン空港からミュンヘンに飛ぶ。

ミュンヘン空港に着き、小一時間電車に乗ってミュンヘン市街に着き、ホテルで夕食を取る。

さっそくミュンヘンビールを味わう。
小麦で作ったヴァイツェンはバナナのような甘い風味が豊かで、非常に美味である。
……が、サイズはゲルマン民族仕様で、最少ロットが500㏄。
二杯飲めばもう限界である(笑)

ビールも1リットル飲めばもうおなか一杯にもなるし、それなりに酔っぱらう。
というわけで、その日は眠りについたのであった。

アルプス満喫~迷宮的旅行記第10章(4)

翌朝、ケーブルカーに乗ってゴルナーグラード展望台に向かう。
ケーブルカーは凝縮されたアルプスの雄大な風景の中をぐいぐいと登って行き、非常に見ごたえがある。
やはりこのくらい凝縮していたほうが景色を味わうには一番だと思う。

ゴルナーグラードからマッターホルンを仰ぎ見て、その絶景を堪能し、いったんふもとにもどって、今度はロープウェイでマッターホルングレイシャーパラダイスに向かう。

ロープウェイはケーブルカー以上にアルプスの雄大な景観に肉薄する。
これは実に素晴らしい!!
ロープウェイの終点は富士山よりも高い3,883メートルに達するヨーロッパ最高地点の展望台で、ここからは360度のアルプスヴューを堪能できる。……が、いかんせん空気は薄いし風も強く、あまり長居はしづらい環境である。しかし恐るべきは地元民。彼らは、この薄い空気の中、富士山よりも高い氷河でスキーを楽しんでいた!!!

息の続く限り景色を楽しんで、ふもとに戻り、電車でユングフラウのふもとのクライネ・シャイデックに向かった。

……しかし、あろうことか車両故障で電車が遅れ、何と16時台に終電になってしまうクライネ・シャイディックにはたどり着けないことになってしまった!

仕方がないので、クライネ・シャイディック行きはあきらめ、予約していたホテルにキャンセルを連絡し、インターラーケンで乗換のために降りるところをホテルの数が多そうな首都ベルンまで行き、ホテルを探すことにした。

ベルンにつき、案内所でホテルの紹介を依頼した。

……何と、国会開催の影響でベルンのホテルは完全に満室で、一室たりとも空室がないという!!
案内所の女性職員が、インターラーケンにはたくさんホテルがあるから、そこでホテルを探すといい、というので、持って行った地球の歩き方のインターラーケンのホテルに電話してみたところ、無事部屋が取れたので、再びベルンからインターラーケンに戻る。ユーレイルパスにしておいてよかった(苦笑)。

インターラーケンであまりおいしくないラクレットを食べて、何とかとれたホテルで一泊した。
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